冬の記憶が、少しずつ遠くなってきました。
ついこのあいだまで雪に覆われていたはずの山が、気づけば静かにほどけていて、その下から小さな緑が、ひとつ、またひとつと顔を出しています。
ふきのとうです。
先日、山へ採りに行ったときのこと。
ここ最近、雨が降っていなかったせいか、山の表情はどこか乾いていて、葉も土も、少しだけかさついて見えました。
でも、土に触れてみると、その奥にはしっかりと湿り気が残っていて、指先に静かに伝わってくるやらかさ。
見えているものと、その奥にあるもの。
その間に、いのちは潜んでいるのだと思いました。
ついこのあいだまで雪に覆われていたはずの山が、気づけば静かにほどけていて、その下から小さな緑が、ひとつ、またひとつと顔を出しています。
ふきのとうです。
先日、山へ採りに行ったときのこと。
ここ最近、雨が降っていなかったせいか、山の表情はどこか乾いていて、葉も土も、少しだけかさついて見えました。
でも、土に触れてみると、その奥にはしっかりと湿り気が残っていて、指先に静かに伝わってくるやらかさ。
見えているものと、その奥にあるもの。
その間に、いのちは潜んでいるのだと思いました。
我が家の寝室は、カーテンを閉めずに眠ります。
最近は、朝の5時を過ぎると、もう外が明るくなりはじめていて、その光に、ふと目が覚めると、なんだか少し得をしたような気持ちになります。
春は、こういう小さなよろこびを、ひとつずつ運んできてくれる季節です。
⸻
今回の「山の暮らし便」には、
・天然のふきのとう
・出羽屋の玉みそ
・ホーローの容器
・ふきのとう茶
を詰めてお届けしました。
最近は、朝の5時を過ぎると、もう外が明るくなりはじめていて、その光に、ふと目が覚めると、なんだか少し得をしたような気持ちになります。
春は、こういう小さなよろこびを、ひとつずつ運んできてくれる季節です。
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今回の「山の暮らし便」には、
・天然のふきのとう
・出羽屋の玉みそ
・ホーローの容器
・ふきのとう茶
を詰めてお届けしました。
使い方は、決まっているようでいて、決まっていません。
ふきのとう味噌にしてもいいし、天ぷらにしてもいい。
暮らしの中で、その日の気分に合わせて、自由に使っていただけたらうれしいです。
⸻
出羽屋のふきのとう味噌は、少しだけ、つくり方が違います。
一般的には、茹でて刻んで和えることが多いのですが、わたしたちは、ふきのとうを、いったん揚げます。
そうすることで、あの独特の苦味がやわらぎ、かわりに、深いこくが生まれます。
きっかけは、ずっと前のこと。
海外からのお客さまにお出ししたとき、「苦くて食べられない」と言われてしまって。
どうしたら、この山の味を、もう少しやさしく届けられるだろうと考えて、このかたちにたどり着きました。
甘めの玉みそと合わせることで、今では、多くの方に楽しんでいただける味になりました。
ふきのとう味噌にしてもいいし、天ぷらにしてもいい。
暮らしの中で、その日の気分に合わせて、自由に使っていただけたらうれしいです。
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出羽屋のふきのとう味噌は、少しだけ、つくり方が違います。
一般的には、茹でて刻んで和えることが多いのですが、わたしたちは、ふきのとうを、いったん揚げます。
そうすることで、あの独特の苦味がやわらぎ、かわりに、深いこくが生まれます。
きっかけは、ずっと前のこと。
海外からのお客さまにお出ししたとき、「苦くて食べられない」と言われてしまって。
どうしたら、この山の味を、もう少しやさしく届けられるだろうと考えて、このかたちにたどり着きました。
甘めの玉みそと合わせることで、今では、多くの方に楽しんでいただける味になりました。
そして、もうひとつ。
今回お入れした、ホーローの器。
これは、しまっておくためのものではなくて、暮らしの中に、出しておくための道具だと思っています。
少し残ったおかずを入れたり、出来上がったふきのとう味噌を移したり。
冷蔵庫からそのまま食卓へ運んで、また、そっとしまう。
そんなふうに、行き来しながら使われていくうちに、少しずつ、その人の暮らしに馴染んでいく器です。
特別な日のためではなく、
何気ない日のそばにあるもの。
気づけばいつも手に取っている、そんな存在になってくれたらいいなと思っています。
今回お入れした、ホーローの器。
これは、しまっておくためのものではなくて、暮らしの中に、出しておくための道具だと思っています。
少し残ったおかずを入れたり、出来上がったふきのとう味噌を移したり。
冷蔵庫からそのまま食卓へ運んで、また、そっとしまう。
そんなふうに、行き来しながら使われていくうちに、少しずつ、その人の暮らしに馴染んでいく器です。
特別な日のためではなく、
何気ない日のそばにあるもの。
気づけばいつも手に取っている、そんな存在になってくれたらいいなと思っています。
ささやかにお入れした、ふきのとう茶。
甘くない煎茶に、ふきのとうの葉を少々。
お湯を注ぐだけの、素朴なものですが、湯気の中に、あの春の香りがふわりと立ちのぼります。
飲むというより、山の空気を、ゆっくり吸い込むような時間。
忙しさの合間に、少しだけ立ち止まるきっかけになればと思い、そっと忍ばせました。
(ふきのとうの葉は、生のものなので、お早めにお召しあがりくださいね)
甘くない煎茶に、ふきのとうの葉を少々。
お湯を注ぐだけの、素朴なものですが、湯気の中に、あの春の香りがふわりと立ちのぼります。
飲むというより、山の空気を、ゆっくり吸い込むような時間。
忙しさの合間に、少しだけ立ち止まるきっかけになればと思い、そっと忍ばせました。
(ふきのとうの葉は、生のものなので、お早めにお召しあがりくださいね)
もし、玉みそが少し余ったら。
ふきのとう味噌と、豆乳と、もう少しの玉みそを加えて、やさしい味のソースをつくります。
そこに、茹でたうどんを入れると、春のクリームうどんの完成です。
ふきのとう味噌と、豆乳と、もう少しの玉みそを加えて、やさしい味のソースをつくります。
そこに、茹でたうどんを入れると、春のクリームうどんの完成です。
決まりのない使い方の中で、それぞれの暮らしに、少しずつ馴染んでいくこと。
それが、この箱のいちばんの役割なのかもしれません。
山の時間を、
ほんの少し、食卓に。
そんなふうに受け取っていただけたら、うれしいです。
⸻
今回、はじめてお届けした「山の暮らし便」。
ただ食材をお届けするのではなく、暮らしそのものを、そっと箱に詰めて送りたいと思いました。
皆さんのもとに、届いていたらうれしいです。
次は、初夏のころに。
また、お会いしましょう。
それが、この箱のいちばんの役割なのかもしれません。
山の時間を、
ほんの少し、食卓に。
そんなふうに受け取っていただけたら、うれしいです。
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今回、はじめてお届けした「山の暮らし便」。
ただ食材をお届けするのではなく、暮らしそのものを、そっと箱に詰めて送りたいと思いました。
皆さんのもとに、届いていたらうれしいです。
次は、初夏のころに。
また、お会いしましょう。
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◇ ふきのとう味噌のつくり方
ふきのとう 100g に対して、
味噌 50g ほど。
1.ふきのとうを油で揚げます。
揚げるのがむずかしい場合は、油でゆっくり炒めても大丈夫です。
2.カラッと揚がったら油をきり、
火傷に気をつけながら、細かく刻みます。
3.味噌を少しずつ加えながら、
スプーンや木べらで和えていきます。
味をみながら、
ご自身のちょうどよいところで止めてください。
その日の気分の味で、完成です。
⸻
◇ ふきのとうクリームうどんの作り方
豆乳と牛乳を、半分ずつ。
そこに、
玉みそと、ふきのとう味噌、
お好みで少しの生クリームを加えて、
やさしい味に整えます。
別の鍋で茹でたうどんに、
そのソースをかけても、和えても。
湯気のなかに、
ふきのとうの香りが、ふわりと立ちのぼります。
動画については、後日アップいたします。お待たせして申し訳ございません。
◇ ふきのとうクリームうどんの作り方
豆乳と牛乳を、半分ずつ。
そこに、
玉みそと、ふきのとう味噌、
お好みで少しの生クリームを加えて、
やさしい味に整えます。
別の鍋で茹でたうどんに、
そのソースをかけても、和えても。
湯気のなかに、
ふきのとうの香りが、ふわりと立ちのぼります。
動画については、後日アップいたします。お待たせして申し訳ございません。
