月山の頂には、うっすらと白い化粧がほどこされています。
朝の空気は凛として冷たく、
調理場の窓に小さな湯気がのぼるようになると、
いよいよ冬が来るなあと感じます。
出羽屋の庭でも、雪囲いの準備が始まります。
木々の枝をそがきでしっかりとくくり、
雪の重みに耐えられるように整える仕事。
手を動かしながら、来年の春を思うと、
ほんの少し切なく、けれども心は静かに落ち着きます。
畑では、寒さを前にして野菜たちがうまみをたくわえています。
今年は、西川町の taro農場 の細谷さん、
そして寒河江市の お日さま農園 さんから届く旬の野菜を詰め合わせました。
深山の空気のなかで育ったミヤマコカブ は、
雪のように白く、焼くと甘みが際立ちます。
軽く塩をふって蒸すだけで、とろけるような口あたり。
雪待ち五寸にんじんは、霜にあたってさらに甘く、
こちらもで軽く焼くだけで立派な一皿になります。
安納芋は、ねっとりと蜜のような甘さ。
ストーブの上でじっくり焼くと、部屋いっぱいに香ばしい香りが広がります。
お日さま農園さんから届く紅くるり大根は生のままでも美しく、
薄くスライスして塩と少しの酢にくぐらせると、
冬の食卓に明るい彩りを添えてくれます。
そして、やわらかなたけのこ白菜は、
鍋や味噌汁にくたっと入れるだけで、ほっとする味わいに。
秋鮭の不漁でお届けできなかったかわりに、
今月は出羽屋の自慢の「鮎の甘露煮」を詰めました。
清流で育った子持ち鮎を、
ていねいに下処理し、出羽屋特製のたれでじっくり炊き上げています。
骨までやわらかく、甘辛のたれが身にしっとりと染みて、
炊きたてのごはんの上にのせると、思わず箸が止まらなくなります。
ほろ苦さの中に川の香りが残り、
熱燗やぬる燗にも、しみじみと合う味です。
冷たい風が吹く夜、
湯気のたつ鍋を囲みながら、
畑の野菜や川の恵みを口に運ぶひととき。
そんな時間が、冬を豊かにしてくれるように思います。
山の暮らしに寄り添う「山の宅配便」。
雪の便りが届くこの季節に、
自然のめぐみと、台所のあたたかさを感じながら、
どうぞゆっくりとお楽しみください。
朝の空気は凛として冷たく、
調理場の窓に小さな湯気がのぼるようになると、
いよいよ冬が来るなあと感じます。
出羽屋の庭でも、雪囲いの準備が始まります。
木々の枝をそがきでしっかりとくくり、
雪の重みに耐えられるように整える仕事。
手を動かしながら、来年の春を思うと、
ほんの少し切なく、けれども心は静かに落ち着きます。
畑では、寒さを前にして野菜たちがうまみをたくわえています。
今年は、西川町の taro農場 の細谷さん、
そして寒河江市の お日さま農園 さんから届く旬の野菜を詰め合わせました。
深山の空気のなかで育ったミヤマコカブ は、
雪のように白く、焼くと甘みが際立ちます。
軽く塩をふって蒸すだけで、とろけるような口あたり。
雪待ち五寸にんじんは、霜にあたってさらに甘く、
こちらもで軽く焼くだけで立派な一皿になります。
安納芋は、ねっとりと蜜のような甘さ。
ストーブの上でじっくり焼くと、部屋いっぱいに香ばしい香りが広がります。
お日さま農園さんから届く紅くるり大根は生のままでも美しく、
薄くスライスして塩と少しの酢にくぐらせると、
冬の食卓に明るい彩りを添えてくれます。
そして、やわらかなたけのこ白菜は、
鍋や味噌汁にくたっと入れるだけで、ほっとする味わいに。
秋鮭の不漁でお届けできなかったかわりに、
今月は出羽屋の自慢の「鮎の甘露煮」を詰めました。
清流で育った子持ち鮎を、
ていねいに下処理し、出羽屋特製のたれでじっくり炊き上げています。
骨までやわらかく、甘辛のたれが身にしっとりと染みて、
炊きたてのごはんの上にのせると、思わず箸が止まらなくなります。
ほろ苦さの中に川の香りが残り、
熱燗やぬる燗にも、しみじみと合う味です。
冷たい風が吹く夜、
湯気のたつ鍋を囲みながら、
畑の野菜や川の恵みを口に運ぶひととき。
そんな時間が、冬を豊かにしてくれるように思います。
山の暮らしに寄り添う「山の宅配便」。
雪の便りが届くこの季節に、
自然のめぐみと、台所のあたたかさを感じながら、
どうぞゆっくりとお楽しみください。
