山菜料理 出羽屋

出羽屋で働くということ

お知らせ

2025.08.29

山に生きる。山とともに働く。
そんな日々がどんなものか、想像してみてください。


朝、まだ空気に冷たさが残る時間。
裏山から下りてきた霧があたりを包み、鳥の声とともに一日がはじまる。
フロントの灯りを点け、囲炉裏に火をおこすと、今日も出羽屋が目を覚ます。
七時になると、朝食の支度。
炊きたてのごはん、澄んだ味噌汁、山菜の小鉢が並ぶ。

食事処では「おはようございます」と声が交わされ、穏やかな一日が動き出す。
朝食の片づけとお客様の見送りが終わるころには、もう十時。
玄関先で交わす「また来ますね」の一言が、なによりの励ましである。

昼に向けて、調理場では仕込みがはじまる。
野菜を切り分け、山菜やきのこを丁寧に洗う音が続く。

洗い場では器が磨かれ、花が生け直される。
十二時を迎えると、そばや山菜料理を目当てに訪れるお客様で賑わい、
厨房も接客も洗い場も、いっせいに息を合わせて動く時間となる。


午後二時、まかないでほっと一息。
再び夕食に備えた下ごしらえが続く。

夕方には灯りをともし、食事処に器を並べ、花を整える。
暮れなずむ山を目の前に、お客様を迎える時間がくる。

六時を過ぎると、出羽屋の心臓ともいえる夕食の時間。
季節の恵みを盛り込んだ料理を運びながら、お客様の表情に目を配る。

「美味しい」「季節をかえて来たいね」——その一言が、忙しさをすべて報いてくれる瞬間である。

八時を回ると、厨房や食事処は少しずつ静けさを取り戻していく。
翌日の支度を整え、九時。庭の灯りを消すと、今日の出羽屋がゆっくりと眠りにつく。


一日の中で繰り返される準備と片づけ。
その合間にあるお客様の笑顔や言葉が、私たちにとっての宝物です。

山に抱かれた宿の営みは、静かで、忙しく、そして豊かな時間の連なりです。
出羽屋での日々は、ただ旅館を回すことではありません。
地域の農家さん、山菜採りの名人、陶芸家や木工職人…
多くの方々の営みとつながりながら、四季と人とが織りなす時間そのものを分かち合うことがわたしたちの役割です。

そして、100周年を迎える数年後に向けて、出羽屋は新しい挑戦を続けています。
山の暮らしを次世代へ紡ぎ、地域とともに歩むために。
お客さまにとっても、働く人にとっても「ここにいてよかった」と思える場所であるために。
そんな未来をつくっていくために、わたしたちは新しい仲間を求めています。
山の四季に耳を澄まし、人の笑顔に心を寄せられる方でしたら、どなたでも大丈夫。
<募集しているお仕事>
料理人:山菜やきのこ、川魚や野菜。山の四季をまるごと料理に変え、お皿の上に季節を映し出す仕事
調理補助:料理人のそばで山菜や野菜を扱い、盛り付けをととのえる。包丁を握りながら、山の恵みを向き合う最前線の仕事
サービス:お食事の提供や客室のととのえ、片付けなどを通して、料理や空間に込められた心をお客さまに届ける仕事

<働く環境>
正社員・パート いずれも募集
給与:正社員 月給18〜30万円、パート 時給1,000円〜(経験考慮)
休日:週休2日制、年間休日105日程度、有給休暇あり
福利厚生:各種保険完備、交通費支給、まかない付き
移住者歓迎(住まいの相談も可能です)
子育てや家庭と両立できるよう柔軟なシフトも相談可能です
未経験者でも丁寧にお教えします
「出羽屋で働く」ということは、山と暮らし、食と人をつなぐこと。
働くうちに、四季の変化を肌で感じ、料理を通じて人に喜ばれることの喜びを知り、自分自身の暮らしもきっと豊かになっていくことでしょう。


読んでご縁を感じてくださった方は、ぜひお気軽にお問合せください。

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