北海道・七飯の地で、
山羊とともに暮らし、器をつくり、食べものを育て、
季節の気配を静かに受け取りながら日々を営む、松浦喜英さん。
草のにおい、朝の空気、土の湿り気。
その土地でしか生まれない風景や感覚を、
まるで手紙のように届けていただく小さな連載がはじまります。
観光でも、情報でもなく、
誰かの暮らしの温度にそっと触れるような時間。
山形の山あいから、北海道へ。
遠く離れた土地の風が、
山ノオトを通してゆるやかにつながっていきます。
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山羊を放牧して、うららかな日差しの下、草地にへたりこむ。
山羊たちがむさぼりつく気持ちを体で感じた。
青春の香りとはこのことかもしれないと、
かれこれ山羊と暮らし始めて20数年たってしまった。
山羊はどう思ってるかわからないけれど、
